虹の麓で春を待つ

気ままにゆるやかにぼんやりと

【#FFFFFF】学生時代に夢中になったこと

交換ノート、特に中学の時にやった覚えがあります。1年の時一緒のクラスで2年からは別々、部活動も別、でもずっとずっと交換ノートを続けていました。まだ実家にはその時のノートがとってあります。懐かしい。

茉莉子さんの企画とても楽しそうで、書かれたブログたちを読むのもすごく楽しいです。

自分のことをお話しするのはちょっぴり恥ずかしいのですが、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。

 

そしていにしえのサイトにもとてもとても親しみがあります。いまだに支部よりもサイト派……すでに更新が途絶えているサイトまだ持っています。教えませんけれど笑

色々巡って自分でも作って閉じて引っ越して。シンプルなデザインが大好きでした。

これも学生時代に夢中になったことの一つではありますが、今回お話しするのはまた別のこと。

 

中学・高校の部活動、そして大学のサークルでは演劇を選び約10年間舞台に立ちました。

中学時代同級生で演劇部に入る子は他にいませんでした。学年で私1人きり。なんで選んだのかもう忘れてしまいました。楽しそうだったんですかね、単純に。

中学→大学と経るにつれて、どんどん本格的になっていった気がします。大学では独自の演劇メソッドを持った方もいたりして、勉強になることがとてもとてもありました。

中学の時は言ってしまえば半分お遊びのようなもの、お客さんをきちんと意識したのは高校になってからだったような。

高校選びも演劇部があることを第一に(公立しか考えてなかったのですが、そうするとそもそも演劇部がない高校も多かったのです)

入った高校で迷うことなく演劇部へ。大道具をちゃんとノコギリやナグリで作るの、意外と大変。寸法通りだと思ってもいざ立ててみるとわずかに隙間があったり。

そこで出会った顧問の先生、定年を迎え3年間ずっと教えていただくことは叶いませんでしたが基礎は叩き込まれました。その先生のおかげで県大会まで行けたのだと思います。

その時は自分たちで台本を書きました。同学年の3人で、短編を1人1つ計3本のオムニバス。部員が女の子ばっかりだったので身長のある私が男役をよくやっていました。懐かしい。

 

ああ、書きながら思い出しました。

まだ小学生の頃、本当に小さかった頃、劇団四季の""ガンバの冒険""が近くで上演されるとのことで私は親に行きたいとせがんだのでした。どうしてそんなに見に行きたかったのか?残念ながらそこは覚えていませんが、それでもあの舞台のキラキラがずっと私の原点で原動力だったのです。

 

大学では演劇サークルに入って、もう演劇漬けの日々でした。講義が終わったら夕方に構内の何処かへ集まって稽古したり、講義の合間に次の公演の準備をしたり、誰かの家で舞台のDVDを見たり、夜通しで遊び倒したり。忙しかったけど楽しかったなあ。

夏休みなどは社会人の方が主催する団体へ参加したり。一年中公演がありました。

サークルのOBOGが主催する団体へ、私もサークルを卒業したら入りました。主催の方が脚本・演出をしていたのですが、その人間性、世界観、言葉選び、どれをとっても大好きでした。

大学は遠いところへ進学し、就職を機に地元へ戻ったのでもう簡単に会えないのですが。最後に下さった寄せ書きのアルバム、何物にも替えがたい宝物です。棺桶に入れて欲しい。

厳しい言葉を多くもらいました。嬉しい言葉をもっと多くもらいました。ファンだと言って、私が出演する公演に毎回来ていただきお見送りの際は嬉しい言葉をいただけた方もおりました。卒業を惜しんでくれた方もいました。

演じること、リアルに魅せること、結局は演者の経験則に基づくのだという結論です私は。それを食べたことがなければ味がわからない。こんな味かな?と想像の演技はできるけれど経験した上での演技は厚みも現実感も全く異なる。演者本人の経験やそれまでの人生が役に息を吹き込んでいく。だから同じ役を違う人がやったって絶対に同じ演技はできません。真似はできるけど絶対に違う。その人なりのその役の演じ方、じっくりみると演者本人が見えてきちゃうかもなあ、なんて。

 

ところで

イキウメという劇団が好きです。

イキウメWeb

日常にSFを織り交ぜて、不気味さと恐れとやるせなさと、それでも明日も生きていくぞという希望と。『太陽』というお話がいちばんすきです。いつかの真夜中にBSだったかDVDだったか。食い入るように見て、あまりの悲しさと強さに泣いてしまったあの夜。アパートのすぐ隣がら田んぼだったのでいつも蛙の大合唱が煩かったのに全然気にならなかったあの夜。

再演も観に行きました。DVDも買いました。いつも見えるところにいまは置いてあります。

 

もう解散した劇団『第三舞台

thirdstage.com

鴻上尚史さんが主催ですがたまにテレビなどでも見ます。お元気そうでなにより。

大学の時『朝日のような夕日をつれて』にハマってそのハマった者たちで朝日ごっこをよくやっていました笑 あの男5人で群唱する代表的な台詞。ぼくは、ひとり。

かっこいい。そして同時に泣きたくなる。うれしくなる。かなしくなる。あたたかくなる。さみしくなる。こころづよくなる。はしりだしたくなる。おおごえでさけびたくなる。

解散してしまったことがとても悲しい。さいごの公演、『深呼吸する惑星』も観に行きました。すごく素敵で、第三舞台の今までが詰まっていました。この目で観れたことがとても嬉しく、ありがたいことです。

 

あまりにも長々と喋ってしまいました。

ここまで読んでくださった方いる…?

この要領を得ない感じ、話し下手だなと思ってもらえたらなんて甘えてしまったり。

さすがに長いのであとで修正するかもしれません。(しないかもしれません。面倒くさがりなので笑)

 

最後に私も好きな色を。

青とも緑とも言えない色。

ビアンキのチェレステカラー。

初音ミクちゃんのような色。

(彼女のカラーは緑ですが)

そして、舞台照明で使うとなんとも幻想的で綺麗に映える色。

あ、裏方はほぼずっと照明チームでした。この色のカラーフィルムを見つけてからは事あることに推していた気が。光で魅せる演出、とても楽しかったです。

 

最後までありがとうございました。

次のお題はどうしよう?